D21ショート補修作業

SOLDとなりましたD21ショートの鈑金補修作業をしていきます。

オーナー様からのご提案で凹みと傷が目立ってた右フェンダーとリアゲートを塗装する事になりました。

ですが、いつもの様に車を中に入れていつもの様にペーパーで足付け作業をしていると...今回も起こりました!

思ってもみない事が...

段取り通り行かないいつものカスタムカーあるある事件が...

フェンダーの塗装がペラペラめくれちゃいました。

 

もうこうなるといくら上から塗装してもダメなんでフェンダー外して剥離していきます。

D21、フェンダー外すのがめんどくさいんでいつも嫌になります。

 

塗装を知ってる方でしたら当たり前の事なんですがよくレストア作業などで塗装を剥離する事を目にすると思いますが鉄板まで出しちゃうとその上にいくらサフ吹いても密着不良をおこします。

サフェーサーと言うものは塗装と塗装の間に施工する溶剤で鉄板と塗装の密着を促すものではありません。

鉄板まで地肌を出すとまず

1番・防腐剤と呼ばれるプライマーを吹く→2番・この上にパテ・サフェーサー処理→3番・ボディー色塗装。です。

レストア専門店などは1番のプライマーを吹く前に独自の秘密の溶剤を塗ったりするところがあります。

鉄板と塗装と言うのは実に奥が深いです。

僕の修行時代の師匠は鉄板まで地肌を出す事をすごく嫌ってました。「絶対錆びる」といつも口ずさんでいた事を今になって理解する事ができました。

 

中には「サフェーサーを塗ると塗装が剥がれない」などと勘違いしてる方もいます。サフェーサーにプライマー能力はないので足付けしないと剥がれてきます。

 

ここまでウンチクを書いてる僕でも毎回勉強・勉強です。失敗もします。

失敗する度に「あそこはもっとこうしといた方が良かったかな?」と考えてます。

ですからカーショーで綺麗に輝いてる車両を見るとそう言ったビルダーの器量や努力が伝わってきます。

 

ほんと1台の車を造ると言う事はもの凄い大変な事なんです。